メンテナンスの修理屋だけで無く乗り手のスキルにも関わって来る問題です。
シャベル迄のH-D社の設計理念は日本車と正反対でハ−レ−が好きなベテランライダ−に向け永く使用に耐える道具として造られて来ました。
初心者やカタログ性能重視の購買層には受け入れられない姿勢を頑に守って来たファミリ−経営の小規模会社がバックボ−ンです。
そうした考えが全く無い日本ではOHVでトルク型E/gの扱い方、乗り方から指導しないと乗り手は長く楽しむ事無く外観スタイルに飽きたら降りてしまうのが通例になっています。
マルチオイルのネット情報だけで取り入れても成功すれば良いですが駄目な場合に考える能力が育ってないと猫に小判になりかねません。
OBでブル−プリントOH したユ−ザ−には乗り方の指導から始めて何故この方法が良いかを考える力を育てる事に最も留意しています。
自己流で走れる様には成れますがトルクの波に乗る開放感は得る事が無く終わるでしょう。形良ければそれだけで満足ならそれも一つの趣味でしょうけどH-D社の理念とは大きく異なります。
一般的にハ−レ−の扱い方、乗り方を指導するバイク屋が居なくなっている時代になっています。私より年上は現役を退いて居るので良く判ります。

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